野良猫 保護 子猫

野良出身。子猫を保護!我が家の神〜猫は我が家のトップであられる〜

私が19歳の頃、当時勤めていた会社の荷受場で子猫が2匹産み落とされていました。

 

親猫が近くにいるかもしれないと思い、2日程様子を見ましたが親猫が帰ってきている気配はありませんでした。

 

気が付くと1匹になっていて、おや?と思い周辺を探したところ、荷物を積んでいるパレットの下で1匹が息絶えていました。

 

外傷は無かったように記憶しているので、恐らく空腹で亡くなったものと思われます。

 

もう1匹も同じようになると可哀想だなと思い、当時の店長に「私が家に連れて帰ります。餌付けします。」と押し切り、餌付けを始めました。

 

最初は少し近寄るだけでもすぐに逃げてしまっていました。

 

水と子猫用の餌を置いておくと次の日の朝には空になっていたので、しっかり食べてはいるようでした。

 

毎日餌を与え続け、そろそろ慣れてきた頃かと思い連れて帰る準備を始めました。

 

当時、私は某ホームセンターに勤めており、たまたまではありますがペットコーナーの担当者でした。

 

なので、売り場に行けば餌、猫じゃらし等の遊び道具、トイレの砂、キャリーケース、全て揃う状態にありました。

 

そして、「その日」は突然やってきたのです。

 

どうやって捕まえてキャリーケースに入れるかを先輩社員と店長と荷受場で話していた時、近くの90Lのゴミバケツの方から物音が聞こえました。

 

見ると、ゴミバケツのフチを子猫が歩いていました。

 

私は思わず「あ!!」と大きい声を出してしまいました。

 

その時、子猫が大きい声に驚いてしまったようでフチから足を滑らせ、ゴミバケツの中に落ちてしまったのです。

 

店長と先輩社員が「今や!」とゴミバケツをひっくり返しました。

 

店長は、「おい!〇〇(私)!売り場からキャリーケース持ってこい!あとで金払えよ!」と言い、私は売り場に走りキャリーケースを持って荷受場に戻りました。

 

ひっくり返されたゴミバケツの中から子猫の不安そうな鳴き声が聞こえます。

 

先輩社員は少しゴミバケツを傾け、子猫の首を掴んでキャリーケースに押し込みました。

 

無事に子猫の捕獲が完了した瞬間でした。その日、父に車で迎えに来てもらい、キャリーケースに入った子猫を家に連れて帰りました。

 

帰る道中、母に電話をし、「お母さん、私が責任をもって育てます。子猫を連れて帰ります。」と言い、母の反応を聞かずして電話を切りました。

 

母は、私が小さい頃から家で動物を飼う事にとても反対していました。

 

自分たちよりも先に死んでしまうこと、その後自分たちがきっと悲しみに暮れてしまうこと、それを心配していたようです。

 

連れて帰ってきたものは仕方ない。家族だ。と、母も受け入れてくれました。

 

今や、猫に1番甘いのは母かもしれません。

 

その後、家ですくすくと育ち、尿結石と避妊手術で何度か動物病院にお世話になったものの、特に大きな病気もせず、毎日私たちに元気と笑顔とそして最大の癒しを与えてくれています。

 

 

さて、タイトルにもあります「我が家の神」でありますが、猫の中で家族の順位があるようで、まずトップに猫、そして母、父、最後に私であります。

 

逆らってはいけない母、鳴けばおやつを出してくれる父、何をしても「かわいい〜」で通る私。

 

誰かが胡座をかいて座れば、トコトコと寄っていき足の上に座ります。

 

くるんとまぁるくなって喉をゴロゴロ鳴らします。

 

誰かが布団に入ると、トコトコと寄っていき、布団の近くでニャーンと鳴きます。

 

決して自分からは布団に入りません。

 

掛け布団を少し上げてやるとスススッと入っていきます。猫からすると入って「あげている」のかもしれません。

 

母、父、そして私にとって猫は神様のような存在であり、外で野良猫を見掛けるとつい話しかけてしまうようになりました。

 

仕事で嫌な事があっても、家に帰れば神が癒しを与えてくれます。

 

そう思うと、どんなことがあっても頑張れるのです。

 

あれからもう12年が経ちます。

 

老猫と呼ばれる年になってしまいましたが、まだまだ元気に走り回ったり飛び回ったりしています。

 

猫の寿命は20年程だと聞きます。

 

これからも元気で、たくさん癒してくださいね。

 

いつも、ありがとう。

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